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はたらく投資家

サラリーマン生活に疲れきっている投資家が奮闘する日記(ポロリはないよ)

タクシーの運転手

こんばんは。
 
日々転職を考えているので、駅のラックにあるタウンワークを取るという行為が日課になっています。
 
いつもさらーっと目を通して捨てているのですが、今回は目を引く募集がありました。
タイトルにもあるとおりタクシー運転手の募集です。
 
タクシー運転手の募集要項の欄(給与条件)にはこのように書いてありました。
 
○月収20.8万円+歩合(売上の64%)
 
一目見ただけではかなりいい条件のように思えます。
 
タクシーの運転手のすべてを知っているわけではないですが、単純に日をまたぐ仕事(数週間・数か月も抱えなければならない案件)がないので気が楽だとおもいますし、乗る人がいないときは休むこともできるはずです。
 
もちろん人身事故等起こさないようにその日その日に集中して取り組まなければならないのはいうまでもないので気を抜けないという意味では厳しい世界なのかもしれませんが。
 
ただ給与例をみて、これはどういうことだ?と思ったことがありました。
 
月給20.8万円+歩合11万円=30.8万円
月給20.8万円+歩合14万円
月給20.8万円+歩合28万円
 
こんな感じに書いてありました。
なかなかいい収入になりそうですよね。
皆さんはどう思われますか?疑問を持たれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 
 
歩合が売り上げの64%です。
つまり、
歩合11万円ということは、売上が11万円÷64%≒17.2万円
歩合14万円は売上21.9万円
歩合28万円は売上43.7万円
 
ということなのでしょうか。明らかに違いますよね?
 
17.2万円しか売上がないのに給与は30.8万円払いますなんて、ボランティアが過ぎます。会社には給与等の人件費のほかに車の維持修繕費、ガソリン等の燃料費、社屋等所有していれば固定資産税等もかかってくるでしょう。他にも車や社屋を買うために銀行から借入をしていたら利息の支払いも行わなければなりません。にもかかわらず、人件費だけで売上より大きな額を支払っていたのならば会社が存続できるわけがありません。
 
では、なぜこんな給与体系にしているのでしょうか。私気になります!!
ということで少し考えてみました。
 
 
①そもそも歩合のとらえ方(計算方法)が違う
端的にいうと売上×64%=給与となり、給与の最低ラインは20.8万円になるのではないかということです。
例えば、給与を30.8万円にするためには、30.8万円÷64%≒48.1万円の売上が必要。48.1万円×64%=30.8万円>20.8万円なので給与は30.8万円。
これとは異なり売上20万円×64%=12.8万円≦20.8万円であれば、給与は20.8万円。
 
つまり基本給与の20.8万円は最低限保証されていて、それ以上に働きがあったものに歩合を支給するというイメージでしょうか。
 
 
 
②タクシー運転のほかに業務を担う社員として働いてもらう
実は募集要項には書いていないが、タクシー運転手として働くのはほんの一部で違う業務も行う、つまりコンプライアンス関係の事務処理や車検の手続き等の面倒くさい処理を行うことも含めた募集なのではないかということです。
 
 
 
③給与の例が不適切
実は月に100万、200万稼ぐのが普通で普通に働いていれば会社に利益が出るということです。例に出したのはいいのですがこれは正直言ってないと思います。月に100万円売上があったとすると、20.8万円+100万円×64%=84.8万円。年収を考えると1000万円超えてしまいます。そんなに稼げるのならば街はタクシーだらけになってしまいます(適当)。
 
さて、可能性があるのは①か②でしょうか。その中でも①の可能性が高いのではないかと思われます。消去法で行きますが、②はタクシー運転手として片手間に事務作業をやらせるより、普通の事務員を雇ってそれを専任として行わせたほうが効率的だと思われるからです。運転手に兼任としてやらせると仕事が適当になって法令上の責任を問われるかもしれませんし、事務作業の間にとれたかもしれない売上の機会が失われてしまいますよね。であれば、専任の社員にきちっと仕事をやってもらって、運転手にはその間に売上を稼いでもらう。役割分担ですね。
 
 
さて、結局真相はわかりません。確認するには募集している会社に聞くしかないでしょう。
しっかり募集要項はしっかり読まねばなあと思う一日でした。転職をされる方、就職をされる方は入る企業をしっかり調べましょうね。何のことはない募集要領や噂ベースの話にも真実や驚くべき事実は紛れ込んでいるものです。
 
ではでは。