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はたらく投資家

サラリーマン生活に疲れきっている投資家が奮闘する日記(ポロリはないよ)

囚人のジレンマ①

こんにちは。連休の真っ只中ですね。
友人に会いに群馬へいく途中です。
一年前ほど3年間定期購読契約をしたダイヤモンドを読みながら電車に揺られています。
ダイヤモンドと言えば毎回テーマを決めて特集を組んで、まとめて解説をするというスタイルを貫いている雑誌です。
ホットトピックの特集もあれば、いつの時代にもつきまとう相続関係の特集など、毎週事に異なる特集が組まれるので気になった特集だけ買っている方も多いのではないでしょうか。
さて、今週のダイヤモンドのメイン特集は経済学でした。
私の学部専攻も経済学であり、復習を兼ねて少し読み進めました(と、言ってもペラペラめくる程度で目とまった記事を見るぐらいなのですが。
その中で目にとまった記事がありました。「囚人のジレンマ」という用語です。「囚人のジレンマ」とは、人間が常に最大の効用をもたらす選択をするとは限らないという状況を指した言葉です。
例えば、共犯の二人が警察に捉えられていている状況を想定した上で以下の条件を突きつけられると、人間はどのように行動するでしょうか。
<条件>
①両方が自白しなかった場合
②片方が自白した場合
③両方自白した場合
①の場合刑期は2年です。
②の場合刑期は自白した方が一年、自白しなかった方が15年。
③の場合刑期は両者ともに10年です。
<決定の過程>
この場合、合理的な人間はどのように考えてどのように行動するでしょうか。二人の囚人の名前をaとbだとして考えていきましょう。
○aの行動を考える
bの行動がわからないときのaの行動を考えてみましょう。
①bが自白すると仮定したとき
・aが自白した場合、刑期が10年
・自白しなかった場合刑期が15年です。
②bが自白しなかったと仮定したとき
・aが自白した場合、刑期が1年
・自白しなかった場合、刑期が2年です。
つまり、bがどちらの選択をしたとしてもaの刑期が短くなる最適の選択は自白した場合です。
○bの行動を考える
bの条件はaと同じなので、aをbにおきかえると同じことがいえます。
つまりaがどちらの選択をしたとしてもbの刑期が短くなる最適の選択は自白した場合です。
<結論>
結果として、aとbは自白するという選択をします。刑期はどちらも10年。どちらも自白しなかった場合(刑期2年)と比較して8年も刑期が長くなってしまいます。この、合理的な人間が自己の最適な利益を求めた結果協力した場合と比べ利益が少なくなってしまう現象を「囚人のジレンマ」というのです。