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はたらく投資家

サラリーマン生活に疲れきっている投資家が奮闘する日記(ポロリはないよ)

高速バスは儲かってる? ~直接かかる費用からみる高速バスの儲け~

考えたこと
あけましておめでとうございます。

本日、東京から実家のある名古屋に高速バスで移動してきました。大晦日から正月をバスで過ごす奴なんて少数派なんでしょうか。需要が少なく、供給が多いのか、3000円で移動することができます(普段は5,000~6,000ぐらい)。そんなのでバス会社は儲かるんでしょうか。バス会社も営利企業なので公共の利益のためにだけ運行しているとは考えづらいですよね。そこで簡単にバスの利益計算をしてみました。

売上は?

売上はバスを利用した人×3,000円です。
人数はなんと満席(48人)だったので、
48×3,000=144,000円
一回の運行で売上はこれだけになります。

費用は?

費用はいろいろあります。
考えうる限り大きな金額がかかりそうなものを列挙してみました。

◇クレジット・コンビニ決済
売上が大きくなるごとにかかってくるものですね。大体五パーセントが相場のようです。
従って、144,000×5%=7,200円です。

◇ガソリン代
東京名古屋間は350キロメートルほどです。
バスの燃費は大体リッターあたり3キロメートルほどです。
従って350×1/3×100(ガソリン代概算)=11,600円程度です。

◇高速料金
東京名古屋間は特大バスで19,200円です。

◇バス運転手人件費
バスの運転手の平均給与は420万円ほどのようです。また、運転のスケジュールは東京名古屋間の運転であれば、3日間に2回。例えば、20日夜東京をでて21の朝に名古屋着。しばらく休憩し、21の昼行便で東京にもどる。22日は1日休み。といったスケジュールのようです。
従って運転一回あたりの給料としては420万円÷(365÷3×2)=17,300円となります。

◇本部のオペレーター人件費
予約システムの管理やバス座席の打ち出し、バス運行状況の管理などいろいろな仕事がありますが、大体10,000円ほどとしてきましょう。

◇保険料
大体一回の運転で1,000円ぐらいになります。

◇タイヤ交換費
タイヤ6本を半年ごとに交換します。一年で12本ですね。一本あたりの価格は、5万円。50,000×12÷(365÷3×2)=2,450円です。

◇オイル交換費
一万キロごとに35リットル。ドラム缶200リットルで50,000円。一リットルあたり250円です。一万キロあたり250×35=8,750円かかります。つまり、1運行あたり8,750×350÷10,000=300円かかやます。

◇重量税
年間5万円。
50,000÷(365÷3×2)=200円

◇車検代
年間35万
350,000÷(365÷3×2)=1,400円

◇バス本体価格
5,000万円かかります。15年間使えるとして
50,000,000÷(365÷3×2×15)=13,700円

◇その他広告宣伝費、営業費用等
これはバス会社によってまちまちだと思うので割愛。

費用の合計は、84,350円かかります。

んじゃ利益は?

利益は144,000-84,350=59,650円です。一席3,000円でも結構もうけていそう?
ただ、ここのなかにはない銀行からの借入の利息であったり、本社ビルの購入費用・固定資産税、駐車場の利用代金等かかってくるためここから企業努力によって大幅な費用の差、ひいては利益の差がでてくるのでしょう。

バス会社は儲かってる?

ここの結果だけを見て一概には言えません。
なぜなら、本当に儲かっているかを判断するためには今回の費用計算にはでてこなかったバスの運行とは短期的には無関係に発生する費用(借入の利息、本社ビル費用、役員の給与等)は見積もらなければならないからです。また、バスも需要と供給の関係があるのでいつでもフル稼働できるわけではありません。
ただ、適切にバス会社を運用することができれば儲けられる下地はありそうです。

以上、高速バスにのったやそが新年早々考えたことでした。

今年も一年よろしくお願いします。