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はたらく投資家

サラリーマン生活に疲れきっている投資家が奮闘する日記(ポロリはないよ)

リーマンショックの再来か ~ドイツ銀行が破たんの危機~

つい1か月ほど前に、この記事を書いて16,000円が底値となるという予想をしたんですが、15,000円割ってしまいましたね。ちなみにこの記事を書いたときの日経平均終値は17,697.96円でした。落ちるところまで落ちてしまいましたね。

 

 

www.yaso.club

 

 

いままでの下落要因としては、背景に中国の景気減速、米国の利上げ、原油価格の下落がありました。三本柱ですね。これに加えて今勃発しようとしている問題があります。ドイツ銀行のデフォルトする可能性が高まってきているということです。下記のサイト参照。

 

www.bloomberg.co.jp

 

blog.goo.ne.jp

 

まとめると、

○ドイツ銀行が破たんの危機にある

○ドイツ銀行の2015年度決算は68億ユーロの赤字

○4月末の劣後債務に対する利払いが3億5000万ユーロ

○2016年の支払い余力は10億ユーロ程度

○2017年の支払い余力は43億ユーロ程度(2016年の損益を除いたもの)

 

とのこと。

順調にいけば支払いが滞ることはなく破綻もありません。ただし、2016年度の業績が好転しなかった場合2017年の支払い余力43億ユーロが全くなくなってしまう可能性もあります。

 

 

プレスリリースの抜粋をします。

ドイツ銀行、2015年第4四半期に21億ユーロの純損失、通年では68億ユーロの純損失を計上

 

ドイツ銀行共同CEOのジョン・クライアンは、このように述べています。「2015年、当行はストラテジーの実施にお
いて大きく進展しましたが、下半期において行った必要性の高い決断により、2015年第4四半期および通年において
は純損失を計上することとなりました。」 

 

 更に抜粋。

2015年通年のグループ全体の利息以外の費用は、2014年の277億ユーロから増加し、387億ユーロと なりました。これには、のれんおよびその他の無形資産の減損58億ユーロ、訴訟関連費用52億ユー ロ(2014年:20億ユーロ)ならびに再編および退職費用10億ユーロ(2014年:4億ユーロ)が含ま れています。

 

結局、将来的に損失が出そうな部分を今期に前倒しで計上したため、68億ユーロもの赤字決算になったということみたいですね。無形固定資産の減損が58億ユーロ、訴訟関連費用が52億ユーロ、再編・退職(リストラ)費用が10億ユーロ。

ここら辺は引当金として積んでいる分もあるんでしょう。合計で120億ユーロもの損失を出したことになります。これで膿を出し切ったのでしょうか。

次回は2016年4月28日に四半期の決算が発表されます。さて、そこで損益がどう変化しているか。そこに焦点があたりそうですね。

 

(私の意見)

○少なくとも利払いに対する支払い余力は確保しているため短期的な破綻はないが、損益が悪化した場合支払いに懸念はある

○現状問題になっている訴訟関連費用や無形固定資産の減損についても会計上で計上しており膿を出し切った印象。これ以上損益が悪化することはないだろう

○ただし、世界景気が悪化すると保有している金融資産等の価格が目減りし、支払い余力を確保できない可能性があるため注意が必要