はたらく投資家

サラリーマン生活に疲れきっている投資家が奮闘する日記(ポロリはないよ)

武器としての決断思考を読んだ

昨日、電車の中で暇を持て余していたので大学生時代に購入した本を読んでいました。

 

 

「武器としての決断志向」という本です。

一度読んだことがある本なのですが、仕事で決断力が不足しているなと日々感じていたため再度読み直した次第です。

 

 

この本は意思決定する際に必要な思考方法を教えてくれます。

どんな方法でやるのか?ディベートの主張を組み立てる方法(枠組み)に則して具体例も交えわかりやすく解説しています。

 

少し私の漏れなく無駄なく論点を絞り出すことができます。社会人になって私が思うことは、社会人ってとにかく時間がありません。ある事象が発生した際に一から枠組みを考えて問題をつぶしこむのは社会人にはできません。なので人それぞれ以前使った枠組みを再利用したり、人にどうしたらいいのかを聞きながら問題を解決していっているんだと思います。

ディベートをする際には論題を用意します。論題とは議論の対象のことです。

論題の行動の是非について考えてみましょう(例えばセンター試験を廃止することは是か非か等)。

 

一巡目

まずは(センター試験を廃止することの)メリット(賛成側)・デメリット(反対側)を上げていきます。その際に注意しなければならないのは、メリットになるものデメリットになるものにはそれぞれ3つの条件があります。以下の通りです。

 

メリット(賛成側)の3条件

内因性

①現状に何か問題があること

 

重要性

②その問題が深刻であること

 

解決性

③その問題が論題の行動(センター試験廃止)をとることにより解決すること

 

デメリット(反対側)の3条件

発生過程

①論題の行動(センター試験廃止)をとったときに、新たな問題が発生すること

 

深刻性

②その問題が深刻であること

 

固有性

③現状ではその問題が生じていないこと

 

 

二巡目

メリット・デメリットに対して反論していきます。

 

 メリット(賛成側)に対する反論(デメリット側)

メリットの3条件、内因性・重要性・解決性それぞれに対して反論してきます。

 

内因性に対する反論(そもそもそんな問題はない)

①そもそも現状に問題がない

②論題の行動をとらなくても問題は解決する

 

重要性に対する反論(問題だとしても大した問題ではない)

③量的に重要ではない

④質的に重要ではない

 

解決性に対する反論(重要な問題だとしてもその方法では解決しない)

⑤論題の行動をとっても別の問題が生じるため、問題は解決しない

⑥論題の行動は問題の原因を正しく解決しない

 

デメリット(反対側)に対する反論(メリット側)

デメリットの3条件、発生過程・深刻性・固有性それぞれに対して反論してきます

 

発生過程に対する反論(新たな問題は生じない)

①論題の行動だけではデメリット発生には至らない

②プランの影響はデメリット発生に至るには弱すぎる

 

深刻性に対する反論(問題が生じたとしても重要な問題ではない)

③量的に重要ではない

④質的に重要ではない

 

固有性への反論(重要な問題だとしても、すでにその問題は生じている)

⑤論題の行動をとっていない現状でも問題が起こっている

⑥論題の行動をとらなくても、将来、同様の問題が起きる

 

3巡目

2巡目と同じように賛成側の主張、反対側の主張について6つの視点から反論をしていきます。これを5巡目まで繰り返せば反論が賛成側・反対側にかかわらず2回ずつになり(1巡目が主張なので)、適切な量の議論ができているはずなので、大体5巡目までやるようです。

 

 

所感

ディベート的思考方法、結構大変そうですよね。

ただ、この枠組みを無意識にできるようになるとかなりの強みになりそうです。無意識にできるようにするには反復練習が重要になってきますね。思いついたらこの枠組みを使って自分の考えを整理していきたいと思います。

 

さて、がんばっていくぞ~!