はたらく投資家

サラリーマン生活に疲れきっている投資家が奮闘する日記(ポロリはないよ)

ばるぶと学ぶ会計part3(減価償却③)

ばるぶと学ぶ会計part2(減価償却②)からの続き。

 

あらすじ

◆プレス機購入費用は購入時に計上すべきなのか、使用期間に合わせ平均的に費用計上すべきなのかをやそに質問するばるぶ。

ふむの無限ループで応戦するやそ。

ばるぶは、企業業績を開示するという切り口から見た場合どちらが有用かは明白だと言い放つのだった。

 

ばるぶ「やそさんはどちらが企業の業績を開示するという点で有用だと思いますか?」

 

やそ「うーん。難しいけど購入したときに一括して計上するほうが有用なんじゃないかな。実際に物を買ってお金を払ったのはその時だからね。もうその時に費用として認識できるんだからその時に計上したほうが楽だし、計上しない意味が分からないし。」

 

ばるぶ「その意見は確かに一面では正しいですね。ただ、同じ労力を投じて同じだけ売上げを上げているのに、機械を購入するか否かで業績とは無関係に利益が決定されてしまうのはおかしいですよね。」

 

ばるぶ「もっと具体的にいうと、プレス機を使って金型を作って売る。プレス機は5年にわたって使える。にもかかわらず、購入した年だけに費用を計上したとすると、購入した年とそれ以外の年同じだけ金型を売っていても購入した年だけ業績が悪く(利益0)見えて、それ以外の年は業績が良く(利益100)見えてしまうよね。」

 

やそ「なんかいきなり長文になったね。」

 

ばるぶ「失礼しました。難しいことを説明するときは少し長文になってしまいます。」

 

やそ「許す。」

 

ばるぶ「何様なんですかねェ?まあいいでしょう。一気に行きますよ。利益というのは財務諸表の損益計算書(P/L)に計上されるものですね。損益計算書は企業の業績を開示するものです。企業の業績は様々なステークホルダーに対し開示されますが、本来的には投資家のために開示されるものです。」

 

ばるぶ「投資家は損益計算書に何を求めているでしょうか。投資する立場になると、企業が日々の営業活動の中でどの程度稼ぐ力があるかを知りたいと思いますよね。稼ぐ力によって企業の価値は増減しますからね。」

 

ばるぶ「日々の営業活動の中での稼ぐ力というのは、プレス機を買い替えたからといって変わるものではないですよね。中古から新品にするからある程度性能的にはよくなっているかもしれないけど、微々たるもののはずです。稼ぐ力は金型の生産効率であるとか、営業能力によって変わるものですよね。」

 

ばるぶ「だとすると、プレス機を買ったときは利益が少なくなって、それ以外の年には利益が多くなるって、稼ぐ力を見るという面から見ると不都合極まりないわけです。」

 

ばるぶ「だから減価償却というのは、使用期間で按分されるんです。」

 

やそ「zzz」

 

ばるぶ「(;゚;*;;゚.;)」

 

ばるぶと学ぶ会計part4に続く