読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

はたらく投資家

サラリーマン生活に疲れきっている投資家が奮闘する日記(ポロリはないよ)

小型株投資の意味正しく理解していますか(必見。知っていると知らないとでは全然違います)

投資

 おもしろいPDFをみつけた。

 

 グーグルで「小型株効果」と検索すると先頭に出てくる三井住友信託銀行(旧住友信託銀行)の方が書いたPDFなのですが、なるほどな、と感心させられる調査を行っていたので紹介します。

 

www.smtb.jp

小型株効果と企業規模

 調査では、大まかに2つに分けて調査しています。

◇大きさ順に10個に分けたポートフォリオを構築した場合

◇時価総額と資本・売上の効果を区別するため、5個に分けたポートフォリオを構築。それぞれのポートフォリオを別の指標で更に5個に分けた場合

 

◇大きさ順に10個に分けたポートフォリオを構築した場合

→資本売上を大きさ順で分けるより、時価総額にを大きさ順に分けたほうが「小型(資本・売上・時価総額が小さい)」の株のパフォーマンスが良かった。

・・・資本・売上によっての分類でも小型株効果は見込めないことはないが、どちらかというと時価総額で分類したほうがパフォーマンスが良い傾向がある

 

 

◇時価総額と資本・売上の効果を区別するため、5個に分けたポートフォリオを構築。それぞれのポートフォリオを別の指標で更に5個に分けた場合(合計25にに分けた場合)

①時価総額で5個のポートフォリオに分けたのち、それぞれのポートフォリオを売上・資本によりさらに5個に分けた場合

→大型株ほどパフォーマンスが良好になった

・・・時価総額が同程度の株であれば資本や売上が大きい企業の株のほうがパフォーマンスが良い傾向がある

 

②売上・資本により5個のポートフォリオに分けたのち、それぞれのポートフォリオを時価総額によりさらに5個に分けた場合

→資本・売上で分けた5個のポートフォリオのいずれでも更に5つのポートフォリオに時価総額基準で分けた時のパフォーマンスは時価総額が小さいポートフォリオのほうがパフォーマンスが良かった

・・・売上・資本が同程度であれば、時価総額がより低い企業のパフォーマンスが良くなる傾向がある

 

◇まとめ

時価総額が低い企業の株が良いということですね。あと、時価総額が低い同士であれば売上や資本が大きいところが良い。

逆にいうと売上や資本が相対的に大きい企業であっても「割安(つまり時価総額が低い)」であれば、「大型株効果(割安株効果)」が見込まれるということでした。

 

売上や資本と時価総額いろいろスクリーニングをかけて複合的な条件を設定し、ポートフォリオを組むのはいいと思いますが、複雑な設定にしすぎると株を探すのが面倒になるのでやはり時価総額のみのシンプルスクリーニングでいいんじゃないかと思いました。それで充分成果は上がりそうですし。落ち目の株を狙ってもしょうがないのでやはりスクリーニングをかけたうえで企業の分析をしていきたいと思っています。